気まぐれ

研究の先のこと

研究室を持たせてもらって5年目を迎えました。

できることは全部する。

帰宅したらカバンを持ちかえてスタバで閉店まで別の仕事したり。

講義資料を早朝4時まで作り続けたり(妥協しない派)。

アイデアをひねり出したくて深夜に散歩し始めたり(笑)。

もう必死に走りました。

 

幾多の失敗を重ねてやっと研究論文になって,

学術雑誌に掲載が決まって喜ぶ!

というサイクルを繰り返していたのだけど,

あれ!?と思いまして。

 

あんなに苦労して論文を書いたのに,

世の中の何かを1つも変えることができてないんです。

今よりもっと良くしたいと思っているのに,

研究成果は世の中にとってプラスになっていないのでは!?

という疑惑と無力感。

 

これでいいのかな?と考え始めた時に南雲さんの本に出合いました。

「僕はミドリムシで世界を救うことに決めました。」

 

「いくら研究したところで,本当に世の中を良くしたいと思うのであれば,

受け入れてもらえるような環境も同時に作っていかなければならない。」

と書いてありました。

ああ,これだ。「欠けていたもの」はコレだ。

 

さらに色々と調べているうちに,堀江さんの本にも出会いまして。

「良い商品を作りさえすれば,自然とお客さんが集まってくるだろうと

本気で思い込んでいる人が意外に多いのです」と書いてありました。

「良い商品」を「研究論文」に置き換えて読みました。

研究論文を世に出した後のことを全く考えていなかった!と反省。

 

世の中をもっと良くしたいと思うのであれば,

世の中に受け入れてもらえる手段を作らないといけない。

「誰かに気づいてもらう偶然」を期待して待っていてはダメだ。

膨大な時間を費やして研究を成功させて論文にしたとしても,

知ってもらわなければ「無い」に等しい。

 

論文が出ました!と言って終わるのではなくて。

「ふ~ん,おもしろいね!」と評価をもらって終わるのではなくて。

受け入れてもらえるコンテンツに置き換えないといけない。

 

何のために研究を続けるのか。

研究の姿勢・考え方が変わった夏でした。

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ぬいぐるみお泊まり会2018@未来屋書店岡山店

今年も開催します!

未来屋書店岡山店さん,本屋さんTRIPさん,ウィー東城店さん,劇団夢幻幻月さん

たくさんの方々がご協力して下さいます。

親子で楽しんでいただける時間を創ることができますように!

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企画をたくさん開催しました(8月)

1.探究の技を伝授

自由研究が上手になる「探究の技」を子どもたちに伝授。

広島大学の先生・学生さんと共同で開催しました。

 

子どもたちの努力の軌跡。

 

2.子どもたちが探偵になる!@池田動物園

怪盗団が狙っている動物はいったい何なのか!?

子どもたちに探偵団の一員になってもらい,園内を調査してもらいました!

 

 

劇団夢幻月の皆様と幼児教育(1年生)の皆様にご協力して頂きました。

 

3.たまご落としコンテスト

今年で2回目。台風の影響のため23日(第1日目)は中止になりました。

30日(第2日目)は無事に開催できました!

 

春から準備を重ねて,やっとすべてを終えることができました。

あっという間に8月が過ぎ去って行きました。

子どもたちに喜んでもらえたし,研究の足掛かりも得られたので満足です。

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今年も全力。

4月から5名の学生さんが研究室に来てくれました。

1年を通して何をするか,学生さんたちと相談しました。

 

目標を立てるなら,いっそのこと大きく。

単位のためとか卒業のためとか,

小さな枠組みで決めるのではなくて,

岡山に貢献することを目標に掲げよう!

と提案してみました。

 

ええ。わかっております。

非常に大き過ぎる目標です。

 

若い学生さんたちに最大限の挑戦をさせてあげたいなと思いまして。

学生さんたちと全力で挑戦したいなと思いまして。

全力を尽くした挑戦だったら失敗しても納得できると思うんですよね。

 

大きな挑戦だからこそ,

成功したら心の底から喜ぶことができます。

嬉しさを分かち合うこともできる。

 

学生さんたちと協議を続けること1時間。

全員が「いいね!」と思えるアイデアが生まれました。

さっそく来週から挑戦が始まります。

 

昨年はいろいろなことを学びました。

結果は期待せず,ワクワクすることを全力で挑戦できれば,

結果的にたくさんのことを学べる気がしています。

 

望んでいた結果にならなくても,

「楽しんで挑戦することができたかどうか」。

 

今年も全力を尽くします。

うまくいったら全員で喜ぶ。

ダメだったら改善点を見つけて再挑戦。

 

学生さんたちにとって最良な環境を作ることができますように。

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たまご落としコンテスト(春休み)

今年2回目のたまご落としコンテスト。

前回まで挑戦回数は最大2回までだったのですが,今回から無制限にしました。

終了時刻まで何回でも挑戦してOK。

 

紙を渡したら数分も経たないうちにハサミを入れ始めていました。

即イメージできる子どもの創造力の高さ。大変驚きます。

 

完成したらさっそく投下。

「ドキドキするー!」とか言いながらもなんだか楽しそう。

 

落としたあとの審査も子どもたちに委ねます。

割れていないか慎重にチェック。

 

残念ながら割れておりました。

 

 

「次こそ成功するよ!」

「次いってみよう!」と励ましながら振り返ると・・・。

あれ。さっきまでいた子どもたちがいない。

 

次の作品を作るために走って部屋に戻ってました笑。

全力疾走で部屋に戻る子どもたち。

1回程度の失敗で折れません。

全力で「次」に向かいます。素晴らしいですよね。

挑戦に挑戦を重ね続けた結果,いろいろなデザインが生まれました。

 

ぬいぐるみ型。くまさん。

 

マスコット型。

なんて斬新なんだ・・・。

その発想はなかったよ。

大人では思いつかないデザイン・アイデアがたくさん生まれていました。

 

 

次回の開催は6月頃の予定です。

大人の挑戦も歓迎です。

ちなみに「生たまご」ではなく,「ゆでたまご」です。

落とした後は塩をふって美味しくいただいております。

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休むことも仕事の1つ

学務が落ち着いてきたので少し自由な時間を持てるようになりました。

気になっていたことを徹底的に調べたり,論文を書いたり,本を読んだり。

「自分のために使う時間がある」って素晴らしい。なんと有難いことか。

毎年3月は1年の計画を立てる月。

学生さんたちが楽しんで過ごせるようにするためには何をどうすれば良いのか。

3月のほとんどの時間を使って計画を考えます。

休んでいるような,休んでいないような。

某神社の梅の花。

とても綺麗で神々しさ感じたので撮影してみました。

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たまご落としコンテスト

昨年の夏に引き続き,たまご落としコンテストを1月7日(日)に開催しました。7組のご家族が参加して下さり,子どもたちだけでなく保護者も一緒に挑戦しました。

 

結果は引き分けでした。今年から「生たまご」ではなく「ゆでたまご」を使って実施しています。終了後,お塩を少しふりかけて美味しくいただきました。

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子どもたちに持たせてあげたいスキル

2015年頃から幼児教育に関する記事をたくさん見かける様になりました。「非認知スキル」や「社会情動的スキル」は今後の教育において重要なキーワードになるでしょう(社会的情動スキルと非認知スキルの概要は類似しているのですが,社会的情動スキルは非認知スキルを内包しているため,以降では社会情動的スキルとして書きます)。社会情動的スキルは「子どもの頃から育んでおくと良いスキル」として紹介されており,幼児教育無償化の背景にもなっている様です。

 

「社会情動的スキル」とは?

社会情動的スキルに関するレポートがすでに存在していました。新しい構成概念ではなく,これまでの研究知見(非認知スキル,社会的スキル,情動知能等)を「社会情動的スキル」という概念で再構成した印象です。上記のレポートには,エビデンスを添えた紹介(介入方法等のプログラム一覧)まであります。

「家庭、学校、地域社会における社会情動的スキルの育成(PDF)」

 

「社会情動的スキル」を育む方法

「家庭・学校・地域社会」が社会情動的スキルを育む主体として想定されており,親子関係,家庭内の雰囲気,学校内で行う介入プログラムの効果等,様々な研究成果が巻末に紹介されていました。

気になったことは「家庭」です。家庭で教育を実施するためには,効果的な教育方法を親が最初に知る必要があります。どうやって学習させたたのだろう?と気になって調べてみたところ,ペリー就学前プロジェクトにたどり着きました。ペリー就学前プロジェクトとは,幼児教育の重要性を主張するに至った大規模な縦断研究です。学校に来ている時間だけではなく,スタッフが子どもの家に週に1回の頻度で訪問。

偶然見つけたベネッセの記事を読み進めると,スタッフ(幼稚園の先生方)は保護者に教育方法を伝えていることが分かりました。家庭訪問は子どもだけに焦点が当たっていると思っていたので驚きでした。ここまで徹底したからこそ成果が出たのかもしれないですね。「社会情動的スキル」を育むためには,学校だけではない,家庭や地域の環境もやはり必要。

現代の日本でペリー就学前プロジェクトと同じ教育方法は適用できないでしょうから,どのような方法であれば学校や家庭に負担なく実施できるのか検討が必要ですね。

 

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ぬいぐるみお泊まり会@未来屋書店(岡山店)

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ぬいぐるみお泊まり会を11月05日(日)と26日(日)に開催しました。場所は未来屋書店(岡山店)。このような素晴らしい場所で開催できる日が来るだなんて。夢にも思いませんでした。とっても貴重な機会です。このような機会は2度とないかもしれない・・・。「最もクオリティの高いぬいぐるみお泊まり会にしたい!」,「参加してくれる子どもたち,保護者の方々,関わって下さった皆様全員が楽しい・嬉しい気持ちになれる企画にしたい!」と強く思いました(思わずにはいられない)。

 

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閉店後に撮影させて頂きました。ぬいぐるみの目線で撮影する方が良い写真になるので,伏せて撮影することが多くなります。みなさん笑ってました(笑)。いい写真がとれたらそれでイイんです!周りの目を気にせず,ひたすら撮影。上の写真は学生さんに頂きました(笑)。いつ撮影していたのか・・・。全く気がつきませんでした・・・。制作過程において一切妥協していません。これまでの経験と知識のすべてを反映させたので,「最高傑作!」と自信を持って主張できます。

 

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ぬいぐるみお泊まり会の招待状!ぬいぐるみたちが「不思議の森の本屋さん」へ行くためのパスポート! どちらも小林さん(本屋さんTRIP)が作製して下さいました!チケットも最高品質。

 

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子どもたちのぬいぐるみを「不思議の森の本屋さん」に案内してくれた「チーズ君」。

 

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司会をして下さった櫻井店長。未来屋書店(岡山店)様には本当にお世話になりました。閉店後から24時近くまで撮影。翌日もお仕事があるにも関わらず,遅くまで撮影を許可して下さいました。

 

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「不思議の森の本屋さん」にお手紙が届くポスト。未来屋書店のスタッフ様が作製して下さいました。クオリティ高くて大変驚きました。改めて感謝申し上げます(作製して下さった方のお名前が分からなくてすみません・・・)。ありがとうございました!

 

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子どもたちだけでなく,保護者の方々もとても楽しそうでした。大人も楽しめるイベントになった理由は色々あるのですが,最も割合を占めている部分は「チーム・仲間」であることに間違いありません。「それぞれの異なるスキルを合わせると1人では到達できない,とても高いところへ登ることができる」と感じました。最高のチームで開催できた「経験」こそが私にとって最大の報酬です。大変貴重な経験を得ることができました。目的を共有できる仲間がいることの大切さ,そして有難さ。感謝の気持ちの表現が本当に難しいです。

たくさんの「魔法」を披露してくれた佐藤店長(ウィー東城店),深夜まで撮影に協力して下さったり,司会を担当して下さった櫻井店長(未来屋書店(岡山店)),チーズ君になって下さった成田様(本屋さんTRIP),誠にありがとうございました!

20名の学生さんが当日の運営を手伝って下さいました。手際良く動いて下さったおかげでトラブルもなく,スムーズに終えることができました。ありがとうございました!

そして最後に,このたびのご縁をつないで下さった小林様(本屋さんTRIP)。撮影のために2時間かけて広島へ連れて行って下さったり,小道具から大道具まで用意して下さったり,チケットのイラストをデザインして下さたり,深夜まで撮影に付き合って下さったり,書ききれない程に多大なご支援・ご協力を頂きました。改めて深く感謝申し上げます。

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ぬいぐるみたちが運んできてくれたもの(2)

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 ぬいぐるみお泊まり会の第1回目。2日連続で開催する計画にしました。土曜日の午後にぬいぐるみたちを預かり,翌日の日曜日の午後に返却。そして報告会です。報告会では,ぬいぐるみたちの探検を子どもたちに紹介します。ぬいぐるみを預かった夜に撮影を終えて,仲間たちと大学へ戻り写真の現像。印刷を終えた頃,時計の針は午前3時を指していました。

 そして日曜日。朝8時から会場の準備。報告会では,自分のぬいぐるみたちが登場するたびに子どもたちの歓声が起きていました。なんとかやり遂げることができた。そう思えるような第1回目でした。手伝って下さった学生さんたちは20名。ちょっと無茶な依頼でも引き受けて下さり,おかげで当日は子どもたちがとても喜んでいました。

 片付けを終えて自宅に戻る途中,景色がいつもと違うことに気づきました。いつも通る道。見慣れた景色なのに,この日だけは空がとても美しく感じました。こんなにも世界が美しく輝いて見えるとは・・・。本当に驚きでした。やり遂げた達成感がこのような現象を起こしているのだろうと直感的に理解しました。また来年も同じ景色を見たいナー。できることなら,この美しさを仲間たちと共有したいナーと思いながら帰宅しました。

  とても有難いことに,朝日新聞様が第1回目のぬいぐるみお泊まり会を記事にして下さいました。記事になったおかげで,ぬいぐるみお泊まり会の説明がとても楽になりました。とても丁寧に書いて下さっていたので,読んでもらうだけで全体像を把握してもらうことができるようになったのです。これは大変ありがたいことでした。

 ぬいぐるみお泊まり会を終えて2か月後・・・

子どもたちのぬいぐるみを写した写真をフォトアルバム(写真右)にして,クリスマスイブに届くようにしました。プレゼント代は研究費に含めることができないので,ポケットマネーから費用を捻出。来てくれた御礼を言葉ではない別のカタチで表現したいと思い,考えた結果,フォトアルバムをクリスマスに贈るというアイデアにたどり着きました。返事は特にありませんでしたが,きっと喜んでもらえたのではないかなと思っています。

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