若いときに貯めておくものは「お金」ではなくて,まわりにいる人たちからの「信頼」。

誰かに仕事や手伝いなどのお願いごとをされたら,それは成長できるチャンスです。自分のスキルを伸ばすことができるし,その仕事を通して様々な人にお会いできる機会が増えます。このような機会を得るためには,「信頼」を貯めておくことが大切です。お願い事は信頼されている人のところにしか行きません。信頼は突然に増えることはなく,日々の少しずつの行動によってのみ蓄積させることができます。一方で,失うのは一瞬です。約束を守らなかったり,ドタキャンしたり,テキトーな仕事をしたり,問題を起こしたり,締め切りを守らなかったりするなど,自分の都合を優先してばかりいると,これまでの蓄積は大きく減ります。減るというよりもほぼ無くなります。信頼を失うことは,長期的に見ると大きな損失です。

行動による信頼の損失を,言葉だけで取り戻すことは極めて難しいことです。

信頼貯金が貯まっていると,成長につながる仕事を頼まれやすくなるだけでなく,困っている時に助けてくれる人が現れたり,新しい出会いにつながるなど,より充実した人生につながることでしょう。日頃のひとつひとつの行動を大切にしてみて下さいね。目の前にいる人,やるべき課題を大切に。

akusyu1

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「経験」と「考える力」

経験から学びをたくさん引き出す

10年後,これまでの人生を振り返ったときに,あのときの経験が今の自分をつくったと胸を張っていえるような,そんな時間の使い方をしてほしいナと願っています。大学生のうちにしか経験できないことは確かにあります。海外ボランティア,青春切符で一人旅などは非日常的な世界を見ることができるのでとても新鮮です。このような経験は確かに必要ですが,その経験から「何を学んだか」が大切です。「考える」ことが深くできるようになれば,「経験」から多くの学びを引き出すことができます。「1」の経験から「1」を学ぶより,「5」や「10」の学びを得てほしい。そのためには,経験だけでは不十分です。「1」の経験から多くの学びを引き出すためには,「多角的にみる力」が必要です。「多角的にみる力」こそ,先に書いた「考える」ことに該当します。どの角度で見るか,その選択肢は誰かに与えられるものではなく,自分で用意しなければならないものです。

どうやって用意するの?

「知的複眼的思考法」という本の序章をまず読んでみてください。この本は「多角的にみる力」を養う方向を指し示してくれる,良いガイドになってくれるはずです。

無題

苅谷剛彦. (2002). 知的複眼思考法 誰でも持っている創造力のスイッチ. 講談社.

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