教員採用試験(後輩たちに伝えたいこと)Part1(学生レポート)

後輩たちの教育実習が終わり、教師になりたいという強い気持ちがビシビシ伝わってきます。本当に岡大附属の先生方は素晴らしいです。
自分も昨年の今頃から熱が入り、しかしその反面、何をすればいいのかわからず途方に暮れていました。その時に、道しるべとなったのが先輩の体験記でした。
最近後輩たちからもよく教採について質問されるので、改めてこの場を借りて自分なりの答えを述べていこうと思います。
あくまで、自分がしてきたことであって、これが正解ではないので、みなさんには自分より一つ、いやそれ以上、上のステップを目指して頑張ってほしいです。
実際にどの時期に何をしていたのかを書いていく方が現実味があってわかりやすいと思うので、それを今から書いていきます。

【12月-3月】

教職相談室に行き始めたのが12月でした。教職相談室で何をすればいいの?って疑問持っている人もいてると思うので、詳しく説明します。
12月~3月はできるだけ相談室に行くようにし、過去のDVD(講演会)を見ていました。教師になる心構えからいじめ対策やICT活用といった具体的な場面指導まで、様々なジャンルのDVDがあり、楽しく見ることができました。先生におすすめを聞いたらいいと思います。間違いなかったので。初めに見たいと思ったものをすべてリストに挙げ、結局3月までに見終えました。友達と一緒にDVD予約して行くのもいいと思います。
下で詳しく説明しますが、小論文も相談室で添削してくれます。初めての小論文は書くの難しいと思うんですが、見本例をみせてもらったり、先輩のを見たりして、ある程度の形式をつかんで、とりあえず書いてみようの気持ちでやってみてください。一つ書けばコツをつかんで、やる気になります。とにかくやってみようの精神が大切です。
面接練習や模擬授業対策もしてくれます。これは一次試験が迫ってきたくらいの頃からで大丈夫だと思います。結局自分の芯が定まっていなければ意見もぶれぶれになると思うので、まずこの時期は自分探しの旅とでも名付けて、とにかくいろんな経験をしてください。面接練習は5月から、模擬授業は一次試験が終わってから始めました。
相談室と同時に始めたのが、受けたい県の過去問挑戦とボランティア活動、小論文、教職教養です。何の知識もないまま臨んだ過去問は3割5分くらいでした。先輩が同じことをしていて、面白半分で自分もしてみたのですが、挑戦してよかったなって思っています。というのも、これから勉強すればするほど点数は伸びていくので、初めの基準ができ、モチベーション維持にもつながるからです。「1か月勉強したら4割届いた!」と、比較できるのがいいなと思いました。今の時期に解いてみることをおすすめします。点数とれなくて当たり前。落ち込まないでください(笑)
小論文は、岡山県の過去問をひたすら解きました。といっても6年分くらいです。ある程度書けば書き方はわかるので、受けたい県に切り替えて、そっちを重点的に書くようにしました。3月までは岡山の小論文を解き、そのあとは月1ペースで地元の小論文を書きました。合計9つ書きました。小論文は自分の理想を書ける夢作文のような気もします。「いじめをなくすためにこんなクラスを作りたい」「子どもの個性を育むためにこうしたい」と。ただ夢を書くだけでは根拠がありません。その根拠探しをするために、本を読んだりボランティアに行くのもいいですね。
ボランティア活動は、相談室の先生に勧められ、津島小学校に行くことになりました。ペースは週1くらい。ただ行くのではなく、目標を決めていくことをおすすめします。自分は「どんな子どもを育てたいか」「どんなクラスにしたいか」といったことを担任の先生から聞き、そのためにどんな取り組みが自分にはできるのか、そして将来担任となった時に、どのような考えを持ちたいか、だいたいこんなところに焦点をしぼって学校に行っていました。面接でも実際に聞かれます。「どんな先生になりたいか」「〇〇な場面であなたならどうするか」抽象的なことから具体的なことまで細かく聞かれます。面接対策といったらいやらしいかもしれませんが、教採の面接質問集などに一度目を通し、その答えを探しにボランティアにいくのもいいですね。面接で答える時に具体的な経験談に勝るものはありません。自分だけが持つオンリーワンの答えなので。そんな答えをたくさん見つけてほしいと思います。
受験科目には『教職教養・一般教養・小学校全科』と県によっては違うんですがおおまかに3つあります。一般教養や小学校全科はこれまでの受験で勉強してきたこともあり、少しばかり知識はあるような気がしたので、まずは何も知らない教職教養から始めました。使用した参考書は東京アカデミーの教員採用試験対策という本です(小学校全科も同じ)。教採にはメジャーな参考書なので、マスカにもどーんと置いてあります。セサミノートという穴埋め式教科書から始めました。初めはほんまになんもわからないんですが、とりあえず答えをうつして、言葉をさらっと頭の片隅にでも残し、2回目から「今日はここからここまで覚える」と目標をあてて、とにかく暗記しました。3か月を目安にして取り組んだので覚える量も1日で換算するとそこまでです。一冊って考えたら重たいかもしれませんが、「コツコツと覚える」をモットーに頑張ってみてください。おそらくこれまでの講義ちゃんと聞いておけばよかったと後悔するのもこの時ですが、時すでに遅しなので、気合でこれから知識身につけていきましょう(笑)
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【4月】

中だるみの時期でした。春休みコツコツと勉強して、その反動が来ました。教採まであと4か月に迫り、焦ってはいるものの、周りは新歓ムードで、何かやる気出ませんでした。もし教採だめだったらこの時期を後悔していたと思います。一応勉強はしていて、小学校全科に取り掛かり始めました。国数理社の主科目に加え、家庭科体育音楽図工生活の副科目とやること盛りだくさんです。やる気がある時は全然わからない副科目を覚え、しんどい時は主科目を昔の知識を思い出しながら取り組みました。ここでしんどくなるのが、学習指導要領の暗記だと思います。教職教養一通り終えて、全科も覚えはじめ、さあもう一度過去問解いてみようとチャレンジして、打ち砕かれるのが学習指導要領の問題です。結論からいうと、全部は覚えきれませんでした。無理にこの時期から覚えようとはせず、試験までにある程度は覚えておこうというくらいの気持ちで大丈夫かと。まずは、学習指導要領以外をマスターできるように頑張ってみてください。
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【5月-7月】

ゴールデンウィーク終わりに、自分のスイッチが完全にオンになりました。遊ぶ時間も欲しかったので、確保しつつ、週〇は図書館行くと決めて、行くようにしていました。朝は苦手だったので昼から開始で、昼から夕方までは図書館、夜からは研究室と、基本このリズムで勉強していました。暗記系は一人で勉強するほうが効率よかったので図書館で行いました。研究室では心理のメンバーと集まり、晩御飯を食べる→雑談→問題の出し合い。この流れで毎日過ごしていました。友達と勉強するのはとてもいいことだと思います。自分よりも勉強していることがわかり焦って自分を奮い立たせることもできるし、また自分の方が勉強していることがわかれば自信になるし、双方を得られるのでとてもいいです。自分が闇雲に暗記したものより、友達が答えたもののほうが意外と頭に残っていたりして、そういう記憶ほど、当日の試験で蘇ってくるので、ある程度暗記して知識もついたと思ったら、1日の少しでもいいので、時間を割いて、友達と勉強するのをおすすめします。勉強内容について詳しく説明しておきます。小学校全科は6月半ばまでに終わらせました。4.5月でほとんど暗記して、6月には問題集(東アカ)を解き始めました(教職教養も並行)。毎日暗記だけではつまらないので、問題集をしたり、過去問を解いたりして、刺激をもらっていました。ここでだんだんと解ける率があがってきたらベストです!そうなることを願っています。一般教養を始めたのは5月です。結局範囲が広すぎて、自信を持つことはできませんでしたが、空き時間に少しずつ問題集を解いたり、参考書をみたりして、できる問題を増やしていきました。文系なら理系科目が難しくて、理系なら文系科目の暗記に苦しめられるはずです。友達と支え合いながら頑張ってください。結局、一般教養の問題集は一度しか通ることができませんでした。教職教養・小学校全科はだいたい答えを言えるくらいまでやりました。6月は中学校実習ある人もいてると思いますが、勉強できないと嘆いたところで変わることもないので、実習には小学校実習と同じくらいの高いモチベーションで臨んでほしいと思います。結局いってよかったって思えるので(笑)

そのあと、7月にはいろいろな会社が試験対策として、「試験に必ず出る?予想問題集」みたいなものを発売しだすので、友達と共有して何冊か購入し、解きました。試験まで1か月を切り、追い込みの時期なので、ある程度自分にプレッシャーをかけながら、また友達とわいわいしてこの1か月を楽しく乗り越えてほしいと思います。

長々と述べてきましたが、最後に教採までにしてよかったなと思うことを箇条書きで書いていきます。
・ビリギャル鑑賞(勉強へのモチベーションが高くなった)
・附属の先生とメールできる仲でい続けた(困ったときには本当にいいアドバイスをくれます。先生を大切に!)
・附属やインターンシップ先の公開授業や学習発表会(子どもがくれるパワーはものすごいです!)
・ボランティア(これが一番教採合格には欠かせなかったと思っています。語れる経験を多く積んでください!)
・友達と勉強(お互いに高め合える、心理はそんな素晴らしいところです)

とりあえず、教採始まるまでの流れをざっと書いていきました。教採期間をどう過ごしたのかは、また別の記事で書きたいと思います。
教採合格できることを願っています。そのためなら何でもしたいので、質問あればいつでもどうぞ。応援しています!

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