夏休みの宿題が終わらない?

夏休みの宿題を終えたカツオくん

夏休みの宿題と言えば,「カツオくん(サザエさん)」。

いつも親に宿題を手伝ってもらってばかりなのですが,

数年前,ついにカツオくんは夏休みが終わる前に宿題を終えました。

「ええっー!?」ですよね。

Twitterで「カツオが宿題を終えただと!?」等々,

話題になっていました。

 

どのような計画を立てた?

夏休みの宿題はとても多いので,計画を立てますよね。

子どもの頃,どのような計画を立てましたか?

長いお休みの中,どのように宿題を終える予定なのか,

宿題に取り組む「計画」を子どもたちに尋ねてみました。

(今回は冬休みを対象にしました)

 

計画タイプは以下の3つ。

 継続型  ・・・毎日少しずつ宿題に取り組む計画

 前半集中型・・・早く宿題を終える計画

 後半集中型・・・休みが終わる頃になってから宿題に取り組む計画

 

調査の結果

毎日少しずつ宿題をがんばる計画(継続型)を立てた子どもたちが約半数。

残り半数は,早く宿題を終える計画(前半集中型)でした。

 

さてさて。子どもたちは計画した通りに宿題に取り組むことができたのでしょうか?

毎日少しずつ頑張る計画(継続型)を立てた子どもたちは,

計画した通りに取り組むことが出来ていました。

問題は,早く宿題を終える計画(前半集中型)を立てた子どもたち。

約半数以上の子どもたちは計画と取り組み方が一致していませんでした。

(夏休みも同様の結果が得られています)

 

子どもの頃,立てた計画はいつも破綻していたので,

計画通りにできなかったことに対する罪悪感がいつもありました。

 

子どもたちは,上手な計画の立て方を知らない(学ばない?)ので,

計画に関する支援が必要なのではないかな。

時間を上手に管理することは大人でも難しいので,

子どもだったらなおさら難しいはず。

できることなら,何とかしたい。

 

理想的な(?)夏休み

もし夏休み中は自由にして良いとしたら,

興味関心が赴くままに,ひたすら好きなことに没頭したかった。

何か足りないことがあれば,自発的に調べたり行動したりするから,

学習の質は高く,十分な学習量に値する気もする。

好きなことを「探求」した結果,夏休み前よりもレベルアップした状態で

新学期を迎えることができるし,達成感を得ているので自信がついているはず。

 

夏休み明け,何を成し遂げたのか友達や先生たちに言いたくてしょうがない。

そんな夏休みを作れないかナー。

好きなことに対して時間を好きなだけ使えて,

学力も知らない間にUPしている夏休みを提供したい。

 

引用文献

岡崎善弘・徳永智子・高村真広・井邑智哉 (2016).

冬休みにおける小学生の宿題の取り組み方と学業成績の関連.

発達科学研究教育センター紀要, 30, 29-40.

SNSでもご購読できます。