「経験」と「考える力」

経験から学びをたくさん引き出す

10年後,これまでの人生を振り返ったときに,あのときの経験が今の自分をつくったと胸を張っていえるような,そんな時間の使い方をしてほしいナと願っています。大学生のうちにしか経験できないことは確かにあります。海外ボランティア,青春切符で一人旅などは非日常的な世界を見ることができるのでとても新鮮です。このような経験は確かに必要ですが,その経験から「何を学んだか」が大切です。「考える」ことが深くできるようになれば,「経験」から多くの学びを引き出すことができます。「1」の経験から「1」を学ぶより,「5」や「10」の学びを得てほしい。そのためには,経験だけでは不十分です。「1」の経験から多くの学びを引き出すためには,「多角的にみる力」が必要です。「多角的にみる力」こそ,先に書いた「考える」ことに該当します。どの角度で見るか,その選択肢は誰かに与えられるものではなく,自分で用意しなければならないものです。

どうやって用意するの?

「知的複眼的思考法」という本の序章をまず読んでみてください。この本は「多角的にみる力」を養う方向を指し示してくれる,良いガイドになってくれるはずです。

無題

苅谷剛彦. (2002). 知的複眼思考法 誰でも持っている創造力のスイッチ. 講談社.

研究スタイルシート

やってみたい研究がある程度まで定まってきたら,以下の5つのポイントをベースにしてさらに考え進めましょう。

 

1.どのような「問い」を立てるのか?

「研究テーマが決まったら」を参照して下さい。「イシューから始めよ」を一読することをおすすめします。

 

2.キーワードは何か? その定義は何か?

関心のある文献を読み続けていると,よく見かける専門用語があるはずです。その専門用語を書き出してみましょう。

例:メタ認知 『「自分の思考や行動」を客観的に把握する』ことができる能力のこと。

 

3.仮説を作る

自分で作った「問い」に対する「答え」を考えてみましょう。

 

4.「仮説」を検証するためには,どのような実験デザインが適切?

考えた仮説が「正しい答え」であるかどうかを科学的に確かめるための実験デザインを考えましょう。

比較する群はいくつ必要なのか?その比較から何がわかるのか?「比べる」ことをベースにして実験デザインを考えて下さい。

「1」で考えた「問い」を上手に定めることができていなければ,ここで手が止まります。

 

 5.「仮説が正しい」のであれば,どのような結果が得られるのか

もし仮説が正しいのであれば,どのような結果が得られるか,図を書いてみましょう。

 

6.実験手続きはどのようにするのか?

実験参加者の募集から,実験を終えてもらうまでの実験手続きについて書いてみましょう。

実験手続きに倫理的な問題はないでしょうか?

 

研究スタイルシートのダウンロード:研究スタイルシート

 

研究テーマが決まったら:「次の1歩」の踏み出し方

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(photo by faungg’s photo)

イシュー(issue) は何か?:コトバにして知りたいことを深める

どのようなテーマに挑戦するかを決めたら,次に行うことは,『何を明らかにしたいのか』について具体的な言葉で捉え直すことです。具体的な言葉に置き換えることができなければ,次の段階(研究デザインを考える) の時に,一体何を明らかにしたい研究なのか混乱してしまい,前に進めなくなってしまいます。○○心理に関する研究がしたい,○○について調べたい,というだけではまだ不十分。例えば,「授業方法について調べたい」と,漠然とした感じで考えたとします。このままでは研究デザインに乗せることができないので,「授業方法Aと授業方法Bのどちらが子どもにとって理解しやすいのか?」という問いに置き換えます。すると,「理解しやすい」を測るためには,授業前・後でテストをして成績を比較すれば良いとわかります。授業方法の比較で扱う領域についても何にするか(国語,算数,理科,社会,英語のどれを扱うのか)を考えなければならないことにも気づくことができます。また,授業方法の効果について比較するのですから,その他の要因が影響を与えないように計画しなければなりません。授業方法Aは教歴30年のベテラン先生が行い,授業方法Bは若手の先生が行った場合,成績に差を与えた要因が授業方法なのか,経験年数なのかはっきりと主張することができなくなってしまいます。このように,具体的な言葉に直すことによって,自分は一体何が知りたいのか理解を深めることができるだけでなく,研究デザインを考える時に役立つアンカー(碇)となります。どのように言葉で捉え直すか?方法については「研究スタイルシート」を参照して下さい。

 

先行研究を調べることは,地図を作ること

問いを考えることができたとしても,それで終わりではありません。他の研究者たちがすでに同じ問いを立て,答えを出し終えているかもしれません。ここで文献調査が必要となります。書籍や学術論文を調べ,オリジナルな問いであることを確認する必要があります。様々な研究がある中で,自分で考えた研究はどこに位置するのかを知ることが先行研究を知らなければならない理由です。同じような学術研究を見つけてしまったとしてもがっかりすることはありません。その研究方法をヒントにして新たに考えを進めることができます。また,問いを絞り込んでおけば,どの書籍・論文を読むか,読まなくて良いかを区別することができます。このように,文献調査の段階でも,「問いを立てること」が影響してきます。

 

やってみたい研究は実現可能?

注意してほしいことは,理想と現実。問いを決定し,研究デザインを決めることができたとしても,その研究を実現することができるかどうかも考慮しなければなりません。例えば,「家庭内暴力を受けた期間の長さが子どもの自尊心に与える影響」について調べたいと考えたとします。どうやって家庭内暴力が行われている家庭を探すのか,探し出すことができたとしても,断られる可能性があります。また,家庭内暴力にさらされ続けた子どもにどのような質問をすることができるのか,またできないのか,倫理的な問題もあります。さらに,どのような研究であったとしても,児童を対象にすると,親の同意書なども必要となるため,どうしても時間がかかります。

 

仲間と一緒にやってみる

卒業研究の内容を2名程度で共有しておくとお互いにメリットがあります。まず,テーマを同じ領域に設定することで,関連する書籍や学術論文をお互いに補完しあうことができます。実験の実施や論文執筆も協力しあうことができるので,負担を軽減することもできます。一人で黙々とがんばり続けると,時に疲れ果ててしまうことがあります。一緒に頑張る仲間がいると,そのような状況を乗り越えることができるかもしれません。

研究に投資した努力量は就職した後もカタチを変えて輝き続ける

以上のように,行うべきことはたくさんあります。これらを丁寧に考え,心理学研究的な思考力を鍛えておくことで,教育現場で問題に直面したときに,何が背景にあるのかを素早く考えることができるようになります。対応策もより効果的な方法を提案できることでしょう。早い時期から研究について考え抜くことは,後の教員生活をより良く過ごすための良策の1つです。思考力を学生のうちに鍛えておくことで,教員生活の経験を,より質の高い経験として重ねてゆくことができます。研究を頑張る学生さんのご相談にはできる限り応じたいと思っています。事前に連絡を下されば相談の時間を設けますので,積極的に研究室へお越し下さい。お茶とお菓子を準備して歓迎します。

 

科学的に考える:どのような研究デザインにするか

問いに答えることができる研究デザインを考えましょう。ある程度の枠組みは「心理学研究法」としてまとめられています。どのような問いを立てたのか,そして,その問いに答えるためにどのような研究デザインを組んだのか,これらを夏合宿で発表できるように準備することが前期の最大の目標です。12月頃から現在の2年生たちが研究室を決めるために相談をしてくるでしょう。後輩たちが希望をもてるように,モデルとなるように,そして,クールな先輩だと思ってもらえるように,ぜひ頑張ってほしいと思います。

卒業研究に早く取り組む理由

遊ぶ時間を作るためではないよ!

3年生の後期から研究計画を考え始め,翌年の3月から6月にかけて実験研究を行います。早くから卒業研究に取り組んでもらうのは,遊ぶ時間を確保してもらうためではありません。早くから取り組んでもらっている主な理由は以下の3つです。

①「就職先で役立つスキル」を身に着けるため

来年から社会に出て働いていると,様々な課題が現れてきます。上手に対応するためにはどのようなことを事前に身に着けておけば良いのか考えて,準備しておきましょう。

②卒業論文を通して文章を鍛える時間を作るため

論文を読んでもらい,自分の主張に納得してもらうためには言葉を尽くさなければなりません。わかりやすく,説得力のある文章は書き直すことでようやく出来上がるものです。数回書き直した程度では読みづらさが残るため,最後まで読んでもらうこともかなわないでしょう。文章を鍛える時間が多分にあるのは学生の時期だけです。時間を大切にして,文章力を鍛えましょう。

③実験系には準備と実施に時間がかかるため

 実験デザインを考え,道具を作成し,実験に参加してくれる協力者を募り,実験を個別に行い,データをまとめて,論文を書きます。長期的な計画を作成しておくことが必要です。数週間で達成できるものではありません。

わずかな努力の継続でいいから。

4年の10月からは,卒業研究を進めると同時に,来年の3月までに何を学んでおく必要があるのか考えてもらい,実践してもらう予定です。岡崎研は楽なゼミではありませんが,ゼミで行う徹底した継続的な努力は数年後に別のカタチとなって必ず実りますよ。1日に数分でも良いから,続けることの威力を知ってほしいナー(切望)。

この記事は参考になると思うのでご紹介。

大学で「きちんと」研究をしていた人が企業でも有能な理由

こちらの動画も参考になると思います。

「成功のカギは,やり抜く力」

研究テーマ探しをはじめる前に。

研究テーマを決めるためにはどうしたらいいのでしょう?

この記事では,研究テーマを決める時に役立つ (かもしれない) 最初のステップをご紹介します。

最新の研究をユルく調べてみよう

卒業研究のテーマを決めないといけないな。先行研究でも調べてみるか。

面白そうな論文を見つけたぞ。

「・・・。」

だめだ。書いていることが難しくて,まったくわからない…

これは研究をはじめる時期に見られる行動パターンの1つではないでしょうか。この失敗を回避するためにはどうすれば良いのか,1つの選択肢を提案したいと思います。それは,「研究をわかりやすく紹介している記事を探すことからはじめる」という提案です。言い換えると,「最初から学術論文を読まない」ということになるでしょう。メディアが急速に発達して様々な人が記事を書けるようになったこともあって,近年では,心理学の研究をわかりやすく紹介してくれているサイトを多々見かけるようになりました。専門家でなくても分かるように書いてくれているので,研究とはどのようなものなのか,自分はどのような研究が面白いと思うのか,どのような研究がしてみたいのかなどなど,様々なヒントをもらうことができるでしょう。スタートの仕方を少し変えてみると,先の例の学生のような失敗は回避できるのではないでしょうか。「急がば回れ」です。

面白い研究ってどのような研究?

これまでに面白いなと思った研究を思い出してみると・・・

常識をひっくり返す研究。

新しい発見を報告した研究。

この2つは少なくとも該当するような気がします。どちらにも共通していることは,「驚きと興奮」を与える強烈なインパクトを持っていることです。新しいことが分かると,想像力がインスパイアされますよね。インターネット上で紹介されている研究の多くは一流の海外学術雑誌に掲載された実験や調査であることが多いので,国内だけでなく海外の様々な研究を幅広く知ることができるのではないかと思います。ただし,気をつけなければならないこともあります。研究結果に基づいたものではなく,実験や調査に基づいていない個人的見解を述べている場合もあります。インターネット上で紹介されている記事は,学術雑誌に掲載された研究論文を基にした記事かどうかを確認するようにすると良いでしょう。記事の最後に紹介した論文が紹介されているか確認してみてください。

どこに掲載されているの?

驚きを与えてくれる (カモシレナイ) 心理系の記事がよく掲載されているサイトをいくつか集めてみました。先に述べた注意事項に気をつけながら,面白いと思える記事を探してみてくださいね。

Psychology today (https://www.psychologytoday.com/)

英語ですが,タイトルを眺めてみるだけでも面白そうな研究が見つかると思います。

Psychological Science (http://www.psychologicalscience.org/index.php/news)

Minds for Business (http://www.psychologicalscience.org/index.php/news/minds-business)

最新の心理学研究が紹介されています。

ライフハッカー (http://www.lifehacker.jp/cat250/)

すべての記事が心理学ではありませんが,時に最新の研究が紹介されていることがあります。

イロリオ (http://irorio.jp/news/lifestyle/daily_habit/)

こちらも様々な記事があります。心理系の記事もあるので探してみてください。

研究テーマ探しをするとき,論文からはじめるのではなく,面白く紹介している記事から探してみると,自分がやってみたいと思える研究テーマに出会えるかもしれません。他にも様々なサイトがあるので,探してみてくださいね。

「作る」ことで育むスキル:プレゼン大会

ゼミに所属すると,論文を読み解いたり,執筆したりする機会が多くなります。

でも・・・

  論文を読んだり,書いたり,自分の研究をわかりやすく紹介するにはどうしたらいいのだろう?

  先輩たちが実際にやっているのを見ても,結局どうしたらいいのかわからない・・・。

などなど,最初はわからないことが多くて戸惑ってしまいますよね。これらの戸惑いや悩みを解消し,学術的形式に慣れてもらうことを主な目的として,プレゼン大会を企画しています。プレゼン大会では,実際に手と頭を使い,「作る」ことを通して論文読解や執筆などに必要なスキルを身に着けます。

論文を読んだり書いたりする前に身につけてほしい能力は,「説得力」,「表現力」,「評価力」の3つ!

「作る」ことで説得力を鍛える!

「説得力が高い」とはどういうこと?

論文では,ある問題に対して自分の主張や答えを示し,その主張や答えが正しいことを「論述」と「データ」を用いて説明しています。大事なことは,「論述」と「データ」があることです。例えば,大学生はもっと勉強すべきだ!という主張があったとしましょう。「なんとなくそう思うから」では説得力がありませんよね。理由が必要です。「知識が豊富であれば様々な視点から物事を捉えることが出来るようになり,大学卒業後の人生を豊かにするからである」などの論拠があると,もっともらしいですね。しかしこれでは説得力はまだ高くありません。「人生を豊かにする」という部分は本当でしょうか?もし,しっかり勉強した大学生と全く勉強しなかった大学生の10年後の収入に大きな差があることや,周りにいる仲間たちの数に大きな差があることを示すデータが示されていると,どうでしょう。さらに説得力が高くなり,主張を受け入れたくなってしまうのではないでしょうか。この例ように,論文では主張があり,その主張を支える「論拠」と「データ」が含まれています。

「論述」と「データ」があれば,説得力の高い,間違っていない主張であるように思えてしまいますよね。しかし,「論述」と「データ」があるからといって,論文に書かれていることがすべて正しいとは限らないのです。データから分かることに限界があるにも関わらず無理な主張をしているかもしれませんよね。例えば,「大学生の90%は毎日読書していたので,最近の大学生は勉強熱心である」と主張する論文があったとします。90%は何を示しているのでしょう?全国の大学生を対象に調査したのでしょうか?もしかしたら,図書館にいる大学生だけを対象にして調査したのかもしれません。もし図書館にいる大学生を対象に調査した結果が90%だとしたら,最近の大学生すべてに共通して言える主張ではなくなりますよね (ここまで雑な主張をする論文はありません。例です)。

このように,論文の中で述べられている主張やその主張を裏付けるデータをチェックして,説得力があるのかどうかを吟味できる能力を卒業までに獲得しなければなりません。したがって,論文を読む時,「主張は正しいのか?」,「根拠として提示されているデータは主張を支持するデータなのか?」など,クリティカルに (説得力があるかどうかをチェックしながら) 読むことが求められます。また,論文を書くときも同様です。自分の主張が正しいことを読み手に納得してもらえるような説得力の高い内容でなければなりません。

説得力が高いプレゼンを作ってみる!

プレゼン大会では何か1つの主張を行ってもらいます。そして,その主張に説得力があるかどうか,参加した学生たち同士でチェックし合います。論文で扱われているような難しい内容でなくて良いのです。何を主張するかは自由。例えば,「20代には○○をすべきである」と思い切った主張をしてもらい,なぜそれを行うことが良いのか,データを使いながら説明を行います。主張の根拠となるデータとして何を示すべきなのか,どのような理由であれば納得してもらうことができるのかなど,「作る」ことを通して,説得力のレベルアップに必要な経験値をここで獲得することができます。ここで鍛えた説得力は,論文を読む時,執筆をする時,研究のデザインや論文の構成を考える時に役立つでしょう。

説得力 = 戦闘力

答えが1つとは限らない曖昧さや不安定さなどの多様性と向き合い続ける空間が,社会であり世界です。必ず全員同じ回答に辿りつける問題ばかりではありません。どの方向に向いて進むことが正しいのか自分で考えなければならない時代ですから,説得力を高めておくことは,卒業後も大いに役立ちます。アイデアを上司から求められた時や対立した相手に理解してもらう時,あなたの話の説得力が大きな決め手となるのです。また,人生の岐路に立った時,なぜその方向に進むことが最善なのか,理由やデータを集めて考えることができるようになると,自信をもって最初の1歩を踏み出すことができることでしょう。

プレゼンを作ることは一見とても大変そうに感じますが,自分の意見やアイデアを作ることに「楽しさ」を感じるはずです。聴く人たちを納得させることができれば,達成感はとても大きいことでしょう。

表現方法を増やそう!

その伝え方は,面白い?わかりやすい?

データを示しながら論理的に主張できるだけでは不十分です。主張を最後まで聴いてもらえるかどうかは,プレゼンの仕方によって決まります。難解な言葉を使っていてはまったく理解してもらえません。いかにわかりやすく伝えるかが重要です。また,原稿を棒読みされるプレゼンより,drasticなストーリー仕立てで伝えてくれるプレゼンの方が興味をもって最後まで聞いてもらえることでしょう。不安そうに伝えるより,自信が伝わってくるようなプレゼンの方が採用されやすいはずです。

斬新で魅力的な表現方法を考えたり,プレゼン時の態度はどのようにすると良いのかの考える際,メディアが参考になります。ある商品がいかに素晴らしいものであるかを伝えるCMやバラエティー番組では,図や映像を上手に取り入れてかりやすく説明していますよね。知識として知っていても実践できなければ意味がありません。実際にやってみて,自分に合う表現方法について考えてみましょう。わかりやすく話すために工夫をするという経験は,自分の研究の紹介だけでなく,就職活動の面接時や将来の就職先でも必ず役立ちます。

評価の幅を広げよう!

いつもと違う場所から眺めてみる

多くの人に納得してもらうことが目的ですから,様々な人から良い評価を受けることができるプレゼンであることが必要です。そこで,プレゼンが終わった後,ゼミ生全員が納得度やプレゼン方法を評価します。評価の軸も多様です。様々な評価を聞くことで,これまでになかった評価軸があったことに気づくことができるでしょう。

評価をしたり,されたりする経験を通して,どのような意見が相手にとって参考になるのか気付くこともあるはずです。多様な評価に触れることで,説得力があると思っていた自分の論文をより客観的に見ることができるようになるでしょう。

仲間たちと「学び」を楽しむ!

成長できる時間を仲間と一緒に作る

プレゼン大会では学年を超えて意見や質問を出し合うので,先輩と後輩たちが自由に話し合います。プレゼンは,学び合いや知識を分かち合う場でもあるので,仲間たちの積極性や面白いプレゼンに刺激を受けて,もっと頑張ろう!と,学びへのモチベーションがさらに高まるのではないかと期待しています。学びは1人でするより,仲間と一緒にする方が楽しい。競い合うこともできるし,一緒に考えて課題を解決することもできる。楽しいと長続きします。長続きすると,成長し続けることができます。1人だけでは途中でやめてしまうかもしれませんが,仲間といると,1人では行き着くことができなかった場所へ到達することができるかもしれません。仲間たちが集うゼミの時間を大切にして,1つ1つ丁寧に取り組んでもらえたらと思います。驚きや感動のある素晴らしいプレゼンを期待しています。