たまご落としコンテスト

昨年の夏に引き続き,たまご落としコンテストを1月7日(日)に開催しました。7組のご家族が参加して下さり,子どもたちだけでなく保護者も一緒に挑戦しました。

 

結果は引き分けでした。今年から「生たまご」ではなく「ゆでたまご」を使って実施しています。終了後,お塩を少しふりかけて美味しくいただきました。

子どもたちに持たせてあげたいスキル

2015年頃から幼児教育に関する記事をたくさん見かける様になりました。「非認知スキル」や「社会情動的スキル」は今後の教育において重要なキーワードになるでしょう(社会情動的スキルと非認知スキルの概要は類似しているのですが,社会情動的スキルは非認知スキルを内包しているため,以降では社会情動的スキルとして書きます)。社会情動的スキルは「子どもの頃から育んでおくと良いスキル」として紹介されており,幼児教育無償化の背景にもなっている様です。

 

「社会情動的スキル」とは?

社会情動的スキルに関するレポートがすでに存在していました。新しい構成概念ではなく,これまでの研究知見(非認知スキル,社会的スキル,情動知能等)を「社会情動的スキル」という概念で再構成した印象です。上記のレポートには,エビデンスを添えた紹介(介入方法等のプログラム一覧)まであります。

「家庭、学校、地域社会における社会情動的スキルの育成(PDF)」

 

「社会情動的スキル」を育む方法

「家庭・学校・地域社会」が社会情動的スキルを育む主体として想定されており,親子関係,家庭内の雰囲気,学校内で行う介入プログラムの効果等,様々な研究成果が巻末に紹介されていました。

気になったことは「家庭」です。家庭で教育を実施するためには,効果的な教育方法を親が最初に知る必要があります。どうやって学習させたたのだろう?と気になって調べてみたところ,ペリー就学前プロジェクトにたどり着きました。ペリー就学前プロジェクトとは,幼児教育の重要性を主張するに至った大規模な縦断研究です。学校に来ている時間だけではなく,スタッフが子どもの家に週に1回の頻度で訪問。

偶然見つけたベネッセの記事を読み進めると,スタッフ(幼稚園の先生方)は保護者に教育方法を伝えていることが分かりました。家庭訪問は子どもだけに焦点が当たっていると思っていたので驚きでした。ここまで徹底したからこそ成果が出たのかもしれないですね。「社会情動的スキル」を育むためには,学校だけではない,家庭や地域の環境もやはり必要。

現代の日本でペリー就学前プロジェクトと同じ教育方法は適用できないでしょうから,どのような方法であれば学校や家庭に負担なく実施できるのか検討が必要ですね。

 

プログラミング教室:11月19日

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11月19日(日)にプログラミング教室を開催します。プログラミングの初体験は「楽しい!」であってほしい。そして,プログラミングを心から楽しんでいる人に教わってほしい。そんな思いで開催し続けています。

できることから,少しずつ。小さな地域貢献です。

ぬいぐるみお泊まり会の研究論文

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ようやく国内の査読付論文に掲載して頂ける日が来ました。2016年の6月に「次の論文こそは!」と書いてから約1年。諦めずに続けてホント良かった。協力して下さった皆様に嬉しい報告がやっとできました。謝辞で記したお名前の数は過去最長となりました。支えて下さった方々のおかげです。

ひよこのエッグタルト

学生さんたちとのゼミにて。疲労困憊していることがバレないように努めていたのだけれど,あっさり見破る学生さんたち。「元気がでるものを買ってきてあげますね!」と言い残して学生さんたちは大学生協へ。「先生にぴったりなモノがありました!」と嬉しそうに言いながら,生協の白い袋から取り出してくれたものがコチラ。

 

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はて,どう解釈したら良いだろう(笑)。でも,さすが。よく分かっていらっしゃる(笑)。愛ですね,愛(ちがいます(冷)って言われそう)。元気な学生さんたちのおかげで,とても楽しく過ごせています。ありがとうー。

たまご落としコンテスト:夏休み(2)再挑戦

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あれから1週間。たまご落としコンテストに再挑戦しました。今回は「大学生 VS 小学生」。成功した数を競いました。

 

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ヒーローインタビューを受ける子どもたち。成功したことがわかると,飛び跳ねて喜んでいました。

 

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結果は引き分けでした。なかなか難しいんです。作った子どもたちも,見守っていた大人たちも,とても楽しそうでした!

 

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たまごは1つ1つサランラップに包みました。使用したタマゴはスタッフがあとで美味しくいただいております。次回からは水風船を使う予定です。

本イベントを実施するにあたり,教育学部の学生さんたちにたくさん手伝って頂きました。ありがとうございました!

 

タマゴ落としコンテスト:メモ

01. たまごを落とした後のことを考えると,水風船の方が良いかもしれない。たまごを使う場合は,サランラップに包む(飛び散らない)。

02. 画用紙よりもケント紙の方が少し厚みがあるのでおすすめ(画用紙で実施した時の成功率は0%でした)。

03. 小学生を対象とする場合は,2階くらいの高さが適度。3階以上になると失敗しやすくなる(でも,見栄えはとても良い)。

04. 使用できるセロハンテープも1個だけにする。セロハンテープを大量に使って緩衝材を作るケースもあった。

05. 約40分程度で完成していた(小学生3-6年生の場合)。

06. 落とすのは大人。安全のため。

07. 1回目は失敗率が高いので,「2回目の挑戦」を含めて1セットにする。

08. たまごが割れているかどうかの判定は大人がする。

09. 落とした後は作品を壊して確認をするので,事前に子どもたちの作品を撮影しておくと良い。

10. チーム戦にして成功数を競うと盛り上がった(今回は,小学生 VS 大学生)。

たまご落としコンテスト:夏休み(1)初挑戦

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たまご落としコンテスト。大学生のお姉さんたちに作品を作ってもらいました。

 

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お姉さんたちの作品を投下。子どもたちが審査員です。結果は・・・。

 

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大学生たちを見守る子どもたち。

 

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にぶい音がしました…。たまごが割れていないか,厳しくチェック。

 

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割れていたようです。子どもたちは大爆笑。大人だって失敗するんだよ笑!

 

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いよいよ子どもたちが挑戦。最初に作品のアイデアを考える・・・はずなのだけど,アイデアを練る間もなく画用紙にハサミを入れていました。
もう思いついたの!?

 

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約1時間。大人の想像を超えた力作たち。

 

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大学生に作品を託し,結果を見守る子どもたち・・・。さて,結果は・・・!?

 

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作品1:うに・にくまん・弁当

 

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作品2:名称不明

 

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作品3:ぼよぼよくん

 

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作品4:ノーベルダイナマイト

 

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作品5:名称不明

 

 

*使用したタマゴはスタッフが美味しく頂きました!

プログラミング教育に関する教員研修

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教員免許の更新講習でプログラミング教育に関する内容を扱うことになりました。「これからこうなります!」という話をする時間よりも,プログラミングを体験してもらう時間を多くしてみました。プログラミングの面白さをまずは知ってほしい。

 

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音で操作可能なコントローラーを作成 (ロジックラボさんのアイデア)。そして,音コントローラーを使って遊ぶゲームを考えます。どの先生もユニークなゲームを考えておられて,とても楽しい時間にすることができました。

「面白い!」と思うことができれば,受講後から自発的にプログラムしてみたり関連書籍を調べたりして下さるのではないかな-。プログラミング必修化に向けた対応策を長々と話されてもきっと「よしやろう!」とはなりにくいのではないかな-と思い,「楽しさ・面白さ」を主テーマに掲げてロジックラボさんと一緒に検討・実践を積み重ねています。

バカゲーでも何でも良いので1つでも作ることができたら,どんなにショボくても嬉しい(特に初回)。感情的にポジティブな体験ができる時間を最初に配置することは継続的にプログラミングを学ぶ上でとても重要な気がしています。

「必修化になるから学ぶか-」ではなくて,主体的に学びたくなるような環境を用意したい。「面白い!」「これは子どもたちに教えたい!」と思ってもらえる教員研修。「必修化に向けた対応」はちょっと端に置いといて,最初はプログラミングを楽しむところからスタートできる環境。

難しい課題こそ,ユニークな方法で解決したい。

こころを預かる:ぬいぐるみを介したコミュニケーション

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ウナギトラベルの東様が岡山にお越し下さり,大学1年生を対象にお仕事の話をして頂きました。当初は研究のご相談のみだったのですが,東さんのお話を聞いているうちに,学生さんたちにもぜひ知ってもらいないな,聞いてもらいないなと思ったことがきっかけでした。

「ぬいぐるみを預かる」とは,「こころを預かる」こと

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実践・経験に基づいた東さんのお話は想像していた以上にとても深く,コミュニケーションの本質って何だろう?と考えてしまうほどでした。学生さんたちはそれぞれに感じたところがあった様子で,授業後の感想シートにはびっしりと思いが書かれていました。感じ方に違いがあり,理解の多様性 (学生さんたちの感受性の豊かさ) を感じる一方で,共通して多くの学生さんたちに響いていた言葉がありました。それは,「ぬいぐるみを預かることは,心を預かること」。この言葉に学生さんたちは心が動いたようでした。

 

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多くの場合,ぬいぐるみは子どもの頃からずっと大切にしてきたパートナーですよね。「心を預かる」という表現は私もとてもよく理解できました。ぬいぐるみは「モノ」ではなく「こころの一部分」。「こころの一部分」が旅先で大切にされているわけですから,お客様が「癒」を感じることにも納得がいきます。「大切にしているぬいぐるみが『旅をしている』」という部分だけでなく,「旅をしているぬいぐるみが『大切にされている』」ことに嬉しさを感じるのかもしれないですね。

 

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「大切にする」というのは,「物理的に」という意味ではありません。ぬいぐるみをお預かりする際,お客様に回答してもらうアンケートがあるんです。アンケートの内容は,ぬいぐるみのお名前,性別,性格,参加希望の理由等々。ぬいぐるみを預かって有名な観光地で単に撮影しているわけではないことがココから伺えます。お客様の「ぬいぐるみに対する想い」があって,その想いに寄り添った撮影となるように心がけておられるように感じました。

こころにカタチを与える写真

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かわいらしく撮影できればOKというわけではなく,一人ひとりのお客様の気持ちを丁寧にすくい取り,それらを「撮影した写真」に反映できているかどうかを基準にしておられるように感じました。これは簡単に真似できることではないですね。一人ひとりのお客様の声を丁寧に聴き,言葉の奥にあるカタチのない気持ちを可能な限り理解しようとするスキルがなければ,同じように撮影をしたとしても,ぬいぐるみの持ち主のこころには届かないのかも。

撮影では,どのような角度で撮影すると良いのか等の手続き的なスキルよりも,お客様の想いを最大限に汲み取るようなコミュニケーションスキルの方が極めて重要なように感じました。そして,ぬいぐるみの写真撮影は,カタチを持たないこころにカタチを与える方法の1つなのかも。言語化が難しい気持ちを,写真という1つのカタチにしてもらえることが喜ばれる要素の1つとして含まれている気がしました。

ぬいぐるみを介したコミュニケーション

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ぬいぐるみを介したコミュニケーションがお客様の間で生まれていて,ぬいぐるみが人と人をつなげている。ぬいぐるみがカワイイという部分も確かにあるのですが,人と人のつながりが本質的な部分のように思いました。ツアーの中でぬいぐるみたちがつながり合い,ぬいぐるみを介して,人と人がつながり合う。つながりは多様的な彩りを帯びながら,同時に次のつながりの蕾が育っている。そんな印象を持ちました。言語化はちょっと難しいのですが,非言語的 (直観的) には理解できました。最近話題の「ぬい撮り」とは,コミュニケーションという点で質的に大きな違いがあるのかもしれません。コミュニケーションとは何だろう?と改めて考える大変良い機会になりました。

 

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学生さんたちだけでなく,私も大変新鮮な時間を過ごすことができました。新しいことを理解したり体験したりした時,世界が広がった!と思えるような感覚がこころの中に広がりますよね。海外に行ったときに感じる,あの感覚。それに近い感覚を得ることができました。

 

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岡山ツアーに参加中のみなさまー!ようこそ岡山へ!!

偏愛マップで自己紹介する

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全部で15回の講義。120分も時間があるので,話を聞き続けるのはとても大変です。そこで,いろいろな活動を取り入れ,学生さんたちがアクティブになれる時間を作ってみました。自己紹介 (前半の3回のみ) の時間を含めるようにしてみたんです。ただ自己紹介をするのではなくて,偏愛しているものを紹介しながら,自分について語ってもらいます。時間は3分。昨年から試験的に取り入れてみました。どのような反応になるのか不安でしたが,学生さんたちからは大変好評です。斎藤孝さんの「偏愛マップ:キラいな人がいなくなるコミュニケーションメソッド (NTT出版)」を参考にしています。

 

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4~6名で1組になってもらって自己紹介。毎回とても楽しそうな雰囲気になります。全体写真を撮影していたら左手前のグループの学生さんたちが・・・ (笑)。

 

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せっかくなので記念に撮影させて頂きました!楽しそうです (笑)。楽しんでいたら「講義」であることを忘れていたとか,楽しんでいたらいつの間にかたくさんのことを身に着けていたとか,そんな講義がいいなと思って毎回準備しています。この時間を楽しく過ごしてくれている学生さんたちを見るのがとても好き。なので,毎回楽しんでもらえるように講義の中身は毎年新しく思いついたことを取り入れて挑戦し続けています。