子どもたちが先生になった日

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参加してくれた子どもたち11名。プログラミングを学びに岡山大学に来てくれました!ようこそ!

 

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子どもたちが持っているIDカード。この日のために,ロジックラボさんが作成して下さいました。夏休み限定の学生証です。

 

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子どもたちは週に1回,岡山大学でプログラミングを学びました。ゲームをプログラムすることができるようになったので,もう立派なプログラマーです。

最終日は,なんと・・・!子どもたちが大学生にプログラミングを教えました。

 

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あっという間に習得していた子どもたち。大学生さんたちもびっくりしていました。「大人が子どもに教えること」が教育とは限りません。大人より子どもたちの方がたくさん知識を持っていることは多々あるし,大人よりも上手なこともたくさんあります。

大人に教える経験があると,自信につながるのではないかなー。

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プログラミング教育との出会い方

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プログラミング教育に取り組み始めて約2年。試行錯誤を繰り返しながら,ようやく取り組みを1つのカタチにすることができました。プログラミングが必修化になることは確定。学校の先生を目指している学生さんたちのために何かできないだろうかと考えたことが始まりです。もともとファミコンのようなドット絵のゲームが好きだったので,自分で作れるのか!と感激したことも,もちろんモチベーションになりました。

本論文では,プログラミングの初体験に焦点を当てています。何であれ,初回で面白さや楽しさを感じないと継続しないですよね。どのようなファーストコンタクトを用意してあげると良いのか,効果的な出会い方について調べてみました。

結果から言うと,「ワークショップに参加する」,「友達(または保護者)と一緒にテキストを見ながら取り組む」という方法であれば,ファーストコンタクトは成功です。一方で,あまり良くない方法は,親が子どもにテキストを渡して1人でさせるような方法。「プログラミングなんて学んだことないし,分からない。でも必要そうだから本を買ってあげて勉強させておこう」。このような方法でプログラミングの勉強をさせてもヤル気は起きないので継続しません。

子ども対象のプログラミングのワークショップはまだ開催されていない場所もあります。ではどのように対応すると良いのか。本研究からおすすめしたい方法は,保護者が子どもと一緒にプログラミングを学ぶという方法。誰かと一緒にプログラミングすると楽しさを共有することができるので,やる気が向上していました。分からないからと言わずに,子どもと一緒に新しい世界をぜひ体験してほしいなと願っています。

 

 

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黄色い声援は世界を変える?

講義の最終回。教育心理学を大学生活でどのように活用することができるのか,学生さんたちがプレゼン。発表形式は自由。特に面白かったのは,保健体育専修のグループでした。タイトルは「黄色い声援は世界を変える」。声援があればスポーツのパフォーマンスが向上することを実証していました。声援をもらうとパフォーマンスが変化する様子を撮りに野外へ出向き,その様子を動画で紹介したり,ヤラセではないことを証明するために実際に実演してみたり。学生さんはMCも上手で,笑いが絶えず起きていました。学生さんたちのおかげで今年もとても楽しい講義時間になりました。ご協力ありがとうございました!

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困ったときは本を読む。

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悩んだら考える。でも簡単に答えは出ないことが多いので,その時は「本」に相談します。本屋へ行って気になる本を片っ端から買い込んで,休日は家に引きこもってひたすら読書。先月と今月に購入した書籍は合わせて約40冊くらい。気づいたら机の半分が本で埋まっていました。道理でお金がなくなるワケで。

ジャストにフィットする答えなんて書かれていない。では何のために読むのかというと,相対化・客観視するため。本を読むと,自分の「モノサシ」ではなくて,著者の「モノサシ」で物事を見ることができます。言い方を変えると,「課題」を見る角度を変えるということになるでしょうか。様々なモノサシを1つ1つ拾い集めては測っている感じ。

読書にはコンパスの役割もあります。どの方向へ行くと良いのか,熟考する上で参考になる地図(基準)を作るために本を読んでいる感じです。

これからの研究をどのように積み上げていくと良いのか。学生さんたちにとってどのような学習・経験が有益なのか。見極めるにはもう少し時間がかかりそうです。

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ぬいぐるみお泊まり会の絵本を作りたい。

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ぬいぐるみお泊まり会のプロジェクトは第1段階(効果の検証)を終えました。次は「展開」。各図書館で実施しやすいように,実施方法やこれまで積み重ねた工夫などを紹介する本(?)を作りたい。さらに,ぬいぐるみお泊まり会に子どもたちが参加したくなるような絵本を作りたい。これから作ろうとしている絵本は,子どもたちや保護者や図書館の方々に喜んでもらえることが前提。創れるだろうか。創りたい。

子どもたちが「自分から」絵本を手に取るきっかけ作り。絵本を手に取る行動の継続が「習慣」。カタチはないけれど,これから育つ子どもたちに私たちができる些細な贈り物。

ぬいぐるみお泊まり会がたくさんの図書館で実施されるようになるとイイナー,たくさんの人に喜んでもらえるぬいぐるみお泊まり会の絵本が作れたらイイナー,と休日のお昼に夢みてます。

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第3回たまご落としコンテスト

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本日で3回目。今回も全員失敗しました。成功率0%です。なかなか難しい。コチラのたまごは学生さんの作品。かわいい顔を書いて,いっそのこと投下されないように良心に訴える。これは素晴らしい逆転的発想!面白いアイデアでした!確かに割れない(投下されない)。成功か失敗かよりも,こんな斬新なアイデアを出せるかどうかの方が大切ですよね。

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プログラミング教育に関する教員研修

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教員免許の更新講習でプログラミング教育に関する内容を扱うことになりました。「これからこうなります!」という話をする時間よりも,プログラミングを体験してもらう時間を多くしてみました。プログラミングの面白さをまずは知ってほしい。

 

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音で操作可能なコントローラーを作成 (ロジックラボさんのアイデア)。そして,音コントローラーを使って遊ぶゲームを考えます。どの先生もユニークなゲームを考えておられて,とても楽しい時間にすることができました。

「面白い!」と思うことができれば,受講後から自発的にプログラムしてみたり関連書籍を調べたりして下さるのではないかな-。プログラミング必修化に向けた対応策を長々と話されてもきっと「よしやろう!」とはなりにくいのではないかな-と思い,「楽しさ・面白さ」を主テーマに掲げてロジックラボさんと一緒に検討・実践を積み重ねています。

バカゲーでも何でも良いので1つでも作ることができたら,どんなにショボくても嬉しい(特に初回)。感情的にポジティブな体験ができる時間を最初に配置することは継続的にプログラミングを学ぶ上でとても重要な気がしています。

「必修化になるから学ぶか-」ではなくて,主体的に学びたくなるような環境を用意したい。「面白い!」「これは子どもたちに教えたい!」と思ってもらえる教員研修。「必修化に向けた対応」はちょっと端に置いといて,最初はプログラミングを楽しむところからスタートできる環境。

難しい課題こそ,ユニークな方法で解決したい。

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たまご落としコンテストに挑戦してみました。

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たまご落としコンテストの開催に向けて,学生さんたちと一緒に試験的に実施してみました。ルールは簡単。落として割れていなければ成功です。使用できる物は,A3サイズの模造紙1枚,ハサミ,セロハンテープのみ。これらの道具を使い,たまごが割れないような容器を工作します。

 

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学生さんの作品。テーマは「筒」。

 

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こちらも学生さんの作品。緩衝材を作ってたまごを覆っていました。テーマは「郵送」。斬新です笑。

 

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挑戦しました。ええ,作りましたとも。クッション性を高くするために,ふわふわな感じにしてみました。テーマは「泡」。

 

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さっそく実践してみました。4階の高さから投下。作っている時は「これはいける!」と思ったのですが,結果は・・・。

 

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全滅でした。全員失敗。うーん。思っていたより難しい・・・。正解が全く分かりません。来週,再挑戦する予定となりました。難しいけれど,作成過程はとても楽しかった。子どもたちも楽しんでくれそうです。

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プログラミング教育に関する取り組み:「これまで」と「これから」

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プログラミング教育に参画してから早2年が経ちました。岡山のプログラミング教育をなんとかしたい!と思う気持ちは今も変わらず。変わるどころか,他県の取り組みのニュースを見る度にちょっと焦って (笑),スタバのコーヒー飲んで1回落ち着いて,今ある環境で何ができるのかを考えては実践している日々です。これまでの取り組みを一覧にしてみました。プログラミング教育必修化まであと2年。

 

2016年03月

プログラミング教室を開催。「ロジックラボ様」と「人と科学の未来館サイピア様」にご協力して頂きました。

2016年06月

岡山大学でプログラミング教室を開催。約30名の子どもたちが参加してくれました。

2016年11月

岡山県教育委員会の先生方のご協力のもと,岡山大学で小学校教員を対象としたプログラミング教育に関する研修会を開催しました。スクラッチを使った実践授業はロジックラボ様が担当して下さいました。

2017年01月

にんげんプログラミングとスクラッチを使った授業を企画し,倉敷市沙美小学校でプログラミング教育を実践。「にんげんプログラミング(阿部和広先生考案)」はWhyプログラミング (NHK) で紹介されていたアンプラグドなプログラミングです。指導案と細案は玉井さんと桑野さんが担当。

2017年06月

プログラミング教育に関する教員免許状更新講習 (選択必修) を開講。

2017年07月

夏休みプロジェクト (案):準備中

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子どもたちにお土産を持たせて未来へ送り出す:プログラミング教育

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プログラミングはアイデアをカタチにする道具

プログラミングは頭の中に描いたアイデアをカタチにする道具の1つ。プログラミングの良いところは何でも作れるところ。絵や音楽や粘土などで表現することもできるのですが,いずれもプログラミングを通してPCの中で表現することができます。さらに,作品はインターネットを通して世界に発表することもできる。子どもの「作りたい!」に沿ったサポートができれば,子どもたちはプログラミングを通して様々なスキルを自発的に身に付けていくのではないかと大変期待しています。

プログラミングが現代の教養になる

プログラミング教育を必修にしている国はすでにあるため,海外レベルで見てみると日本はやや後発な印象です。子どもたちが大人になった時に海外の人たちと戦うことができるだろうか。できることなら,未来で通用するスキルを子どもたちに持たせて送り出してあげたい。まさに親心。でも,子どもたちがつまずかないようにする「予防的な教育」は,「押し付けられた教育」として子どもたちに写るかもしれません。レールが敷かれたプログラミング教育は,きっと楽しくない。プログラミングの面白さは,試行錯誤を繰り返しながら作りたいものをカタチにしてゆくプロセス (仮説)。「すること」がカッチリと決められた学習よりも,何を作りたいのか自分で決定できる方がきっと楽しいはず。

どのようにプログラミング教育を行うと良い?

プログラミング教育において試行錯誤が重要であるのだとしたら,プログラミングを指示通りに操作させるだけの指導では不十分です。でも,「何を作っても良い」と言われて放置されても子どもたちは困惑するだけでしょうから,少なくとも目的地 (作るもの) は共有した上で,進む「道」は自分たちで作れるような環境を用意する方が子どもたちにとって学びは多いのかもしれません。これまでの取り組みの経験上,どのような道を通って目的地に到着したのか,お互いの試行錯誤やアイデアを見せあったり,一緒に考えたりする方が,プログラミングを指示通りに操作させるだけの授業よりも学びは大きい。プログラミングの基礎的な部分だけを教えて,あとは子どもたちのアイデアや創造力を信じて待つ授業。教員から見ると「何もしていない教育」に見えてしまって不安になるかもしれないですが,子どもたちにとっては大変アクティブな学習時間になっている可能性は大きい。分かりやすく教える (Teach) スキルだけでなく,子どもの学びを助ける (Facilitate) スキルもこれからの教員に必要になるため,プログラミング教育の導入は,教育観や授業観の大きな転換期になるのかもしれません。

プログラミング教育で子どもたちは「何」を身に付ける?

文部科学省から提示された「プログラミング的思考」の定義の中に試行錯誤のプロセスも含まれていました。少し気になっているのは,「プログラミング的思考」を身に付けさせることが「目的」になってしまうこと。作りたいものがあるからこそ,頭の中にあるアイデアに近づけたいからこそ,試行錯誤を重ねるプロセスが持続します (仮説)。プログラミング的思考は試行錯誤の結果として身に付けることができるものだとしたら,「教えて育むことができるもの」ではないので,身に付けることができる環境を用意することが,これから始まるプログラミング教育に必要なのだろうと思います。プログラミングの試行錯誤が外発的な動機づけではなく,内発的な動機づけで行われる授業として計画されることを願っています。

「正解がない問題」に答えを提示する練習

キャラクターをジャンプさせる動作のプログラムは1つだけではない。様々な作り方で実現できます。正解がない問題に対して自分の答えを提示することができるので,プログラミング教育は,正解がない問題に対して「このような答えを導き出した!」と主張する練習環境として位置付けることができるのかもしれません。先述したように,どのようなプログラムを組んだのか,仲間同士でお互いのアイデアを見せ合ったり,一緒にプログラムを考える経験が,アイデア力の育成につながるのではないかと期待しています。これからの未来を生き抜くことになる子どもたちに何をもたせて送り出してあげると良いのか,これもまた正解のない問題です。少なくとも,人工知能の発達やロボット産業の急速な発展を見る限り,プログラミングに関する知識や経験は未来で必要とされる力の1つでしょう。

Photo by geralt

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