研究とゼミ

災害復興と心理学

2018年7月。豪雨災害を目の当たりにして,何ができるのか色々と考え続け,復興を目的とした防災教育系の研究を提案しておりましたところ,とてもありがたいことに採択して頂きました。

成果は,日本心理学会第83回大会の日本心理学会企画シンポジウム「災害復興と心理学」にてご報告させて頂きました。

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ぬいぐるみお泊まり会が海外で話題になった

ある日突然,Twitterの通知がたくさん届くようになりました。

 

何が起きているのか調べてみたら,

ぬいぐるみお泊まり会が海外で話題になっており,

「Leslieさんが私たちの研究を紹介してくれたから」でした。

 

2017年3月。ぬいぐるみお泊まり会の論文が掲載されました。

Leslieさんは私たちの研究を高く評価して下さり,

Twitterで“Best library science study ever”と書いてくれました。

当時,この言葉にどれほど励まされたことか。

 

今回もLeslieさんが私たちの研究を紹介して下さり,

メトロポリスデイリー(2018年7月26-29日)の記事になりました。

海外の方々にも喜んでもらえた!

何より嬉しいことでした。

 

Dear Leslie

We are very grateful to you.

Your tweet,  “Best library sci study ever”, have encouraged  us.

I feel like I have been encouraged again.

 

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夏休みの宿題が終わらない?

夏休みの宿題を終えたカツオくん

夏休みの宿題と言えば,「カツオくん(サザエさん)」。

いつも親に宿題を手伝ってもらってばかりなのですが,

数年前,ついにカツオくんは夏休みが終わる前に宿題を終えました。

「ええっー!?」ですよね。

Twitterで「カツオが宿題を終えただと!?」等々,

話題になっていました。

 

どのような計画を立てた?

夏休みの宿題はとても多いので,計画を立てますよね。

子どもの頃,どのような計画を立てましたか?

長いお休みの中,どのように宿題を終える予定なのか,

宿題に取り組む「計画」を子どもたちに尋ねてみました。

(今回は冬休みを対象にしました)

 

計画タイプは以下の3つ。

 継続型  ・・・毎日少しずつ宿題に取り組む計画

 前半集中型・・・早く宿題を終える計画

 後半集中型・・・休みが終わる頃になってから宿題に取り組む計画

 

調査の結果

毎日少しずつ宿題をがんばる計画(継続型)を立てた子どもたちが約半数。

残り半数は,早く宿題を終える計画(前半集中型)でした。

 

さてさて。子どもたちは計画した通りに宿題に取り組むことができたのでしょうか?

毎日少しずつ頑張る計画(継続型)を立てた子どもたちは,

計画した通りに取り組むことが出来ていました。

問題は,早く宿題を終える計画(前半集中型)を立てた子どもたち。

約半数以上の子どもたちは計画と取り組み方が一致していませんでした。

(夏休みも同様の結果が得られています)

 

子どもの頃,立てた計画はいつも破綻していたので,

計画通りにできなかったことに対する罪悪感がいつもありました。

 

子どもたちは,上手な計画の立て方を知らない(学ばない?)ので,

計画に関する支援が必要なのではないかな。

時間を上手に管理することは大人でも難しいので,

子どもだったらなおさら難しいはず。

できることなら,何とかしたい。

 

理想的な(?)夏休み

もし夏休み中は自由にして良いとしたら,

興味関心が赴くままに,ひたすら好きなことに没頭したかった。

何か足りないことがあれば,自発的に調べたり行動したりするから,

学習の質は高く,十分な学習量に値する気もする。

好きなことを「探求」した結果,夏休み前よりもレベルアップした状態で

新学期を迎えることができるし,達成感を得ているので自信がついているはず。

 

夏休み明け,何を成し遂げたのか友達や先生たちに言いたくてしょうがない。

そんな夏休みを作れないかナー。

好きなことに対して時間を好きなだけ使えて,

学力も知らない間にUPしている夏休みを提供したい。

 

引用文献

岡崎善弘・徳永智子・高村真広・井邑智哉 (2016).

冬休みにおける小学生の宿題の取り組み方と学業成績の関連.

発達科学研究教育センター紀要, 30, 29-40.

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卒業研究を終えたあとは。

卒業研究の発表を終えたあと,全員解散。

・・・のはずだったのですが。

学生さんたちが研究室に来て人生ゲームを始めてました笑。

 

人生ゲームが終わったあとは,ジェンガ(笑)。

卒業研究の成果発表も終わったので,全員で研究室に集まるのは最後。

とても賑やかな学生さんたちだったので,少しさみしい気もします。

とても楽しい2年間でした。

全力で走り切った。

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ぬいぐるみお泊まり会の研究論文

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ようやく国内の査読付論文に掲載して頂ける日が来ました。2016年の6月に「次の論文こそは!」と書いてから約1年。諦めずに続けてホント良かった。協力して下さった皆様に嬉しい報告がやっとできました。謝辞で記したお名前の数は過去最長となりました。支えて下さった方々のおかげです。

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ぬいぐるみとふしぎのもりのほんやさん

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今年の春頃から検討していた次回の「ぬいぐるみお泊まり会」の開催が決まりました。今回は,未来屋書店岡山店様,ウィー東城店様,本屋TRIP様,KG情報様が協力して下さっております。大変優秀な方々が集まって下さっており,準備も楽しみです。

参加応募サイトは【コチラ】

企画サイドの皆さんがとても楽しそうに話をしておられて,とても嬉しくなりました。「子どもたちのため」という大義名分があったとしても,企画・実施サイドも準備を楽しめる方が良いですよね。子どもたちや保護者の皆さまだけでなく,企画・実施を準備・担当する方々もワクワクするような企画だったり,関与して下さるすべての方々が楽しくなる・嬉しくなる企画にしたいなと思っています。

準備で大変なことの1つは参加してくれる子どもたちの募集です。さかもと様のこれまでのご協力がなかったら,今のような環境を得ることはできませんでした。多大なご協力に改めて心より感謝申し上げます。

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第3回たまご落としコンテスト

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本日で3回目。今回も全員失敗しました。成功率0%です。なかなか難しい。コチラのたまごは学生さんの作品。かわいい顔を書いて,いっそのこと投下されないように良心に訴える。これは素晴らしい逆転的発想!面白いアイデアでした!確かに割れない(投下されない)。成功か失敗かよりも,こんな斬新なアイデアを出せるかどうかの方が大切ですよね。

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「ぬいぐるみたちの遠足」を子どもたちに報告

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参加してくれた子どもたち,保護者の方々,準備してくれた学生さんたち,とても楽しそうな様子でした。これは「成功」ですよね。3月から企画・準備してくれた学生さんたちには,深く感謝したいと思います。わずか3名でも上手に「協力」することができればここまで辿り着けることを示してくれました。今年も素晴らしい学生さんたちと一緒に新しい世界を切り開くことができたので,とても嬉しい。

 

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子どものぬいぐるみたちは広島を旅してきました。

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ある日,子どもたちに「ぬいぐるみたちの大遠足」の招待チケットとお手紙が届きます。お手紙の内容は,「遠足に一緒に行こう!」というお誘いです。子どもたちは遠足に行ってきてもらうぬいぐるみを選び,岡大へ送り出してくれました。

 

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ご案内してくれるのは,私の研究室にいるクマのクーちゃん (学生さんたちが名前を付けてくれました)。

 

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ぬいぐるみたちは旅先から3通の手紙を子どもたちに送りました。1週間に1通です。3通目もそろそろ届く頃ではないかな。

 

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封筒の中には写真も入っています。

 

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ぬいぐるみたちは広島を満喫。安佐動物園にも行きました。

 

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おりづるタワーで原爆ドームについて説明してもらったり。

 

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お好み焼きを食べたり。
電光石火 (駅前ひろば店) 様にご協力頂きました!誠にありがとうございました!

 

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宮島にも行きました。

 

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宮島の鹿さんと会話する (?) など。

 

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ぬいぐるみたちがそろそろ岡山に戻ってくる頃。報告会 (5月27日) まであと3日。報告会では,ぬいぐるみたちがどのような旅をしてきたのか,たくさんの写真と一緒にご紹介します。この日,ぬいぐるみたちは子どものもとへ帰ります。

 

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写真撮影やお手紙の内容等は,今春から研究室に所属してくれている3名の学生さんたちが担当・作成してくれました。子どもたちが楽しんでくれるように,学生さんたちが一生懸命に準備を進めております。報告会当日で使用する道具の最終チェック中。道具も学生さんたちの手作りです。

 

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いよいよ明日。学生さんたちは夜遅くまで準備をしておりました (5月26日追加)。

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こころを預かる:ぬいぐるみを介したコミュニケーション

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ウナギトラベルの東様が岡山にお越し下さり,大学1年生を対象にお仕事の話をして頂きました。当初は研究のご相談のみだったのですが,東さんのお話を聞いているうちに,学生さんたちにもぜひ知ってもらいないな,聞いてもらいないなと思ったことがきっかけでした。

「ぬいぐるみを預かる」とは,「こころを預かる」こと

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実践・経験に基づいた東さんのお話は想像していた以上にとても深く,コミュニケーションの本質って何だろう?と考えてしまうほどでした。学生さんたちはそれぞれに感じたところがあった様子で,授業後の感想シートにはびっしりと思いが書かれていました。感じ方に違いがあり,理解の多様性 (学生さんたちの感受性の豊かさ) を感じる一方で,共通して多くの学生さんたちに響いていた言葉がありました。それは,「ぬいぐるみを預かることは,心を預かること」。この言葉に学生さんたちは心が動いたようでした。

 

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多くの場合,ぬいぐるみは子どもの頃からずっと大切にしてきたパートナーですよね。「心を預かる」という表現は私もとてもよく理解できました。ぬいぐるみは「モノ」ではなく「こころの一部分」。「こころの一部分」が旅先で大切にされているわけですから,お客様が「癒」を感じることにも納得がいきます。「大切にしているぬいぐるみが『旅をしている』」という部分だけでなく,「旅をしているぬいぐるみが『大切にされている』」ことに嬉しさを感じるのかもしれないですね。

 

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「大切にする」というのは,「物理的に」という意味ではありません。ぬいぐるみをお預かりする際,お客様に回答してもらうアンケートがあるんです。アンケートの内容は,ぬいぐるみのお名前,性別,性格,参加希望の理由等々。ぬいぐるみを預かって有名な観光地で単に撮影しているわけではないことがココから伺えます。お客様の「ぬいぐるみに対する想い」があって,その想いに寄り添った撮影となるように心がけておられるように感じました。

こころにカタチを与える写真

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かわいらしく撮影できればOKというわけではなく,一人ひとりのお客様の気持ちを丁寧にすくい取り,それらを「撮影した写真」に反映できているかどうかを基準にしておられるように感じました。これは簡単に真似できることではないですね。一人ひとりのお客様の声を丁寧に聴き,言葉の奥にあるカタチのない気持ちを可能な限り理解しようとするスキルがなければ,同じように撮影をしたとしても,ぬいぐるみの持ち主のこころには届かないのかも。

撮影では,どのような角度で撮影すると良いのか等の手続き的なスキルよりも,お客様の想いを最大限に汲み取るようなコミュニケーションスキルの方が極めて重要なように感じました。そして,ぬいぐるみの写真撮影は,カタチを持たないこころにカタチを与える方法の1つなのかも。言語化が難しい気持ちを,写真という1つのカタチにしてもらえることが喜ばれる要素の1つとして含まれている気がしました。

ぬいぐるみを介したコミュニケーション

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ぬいぐるみを介したコミュニケーションがお客様の間で生まれていて,ぬいぐるみが人と人をつなげている。ぬいぐるみがカワイイという部分も確かにあるのですが,人と人のつながりが本質的な部分のように思いました。ツアーの中でぬいぐるみたちがつながり合い,ぬいぐるみを介して,人と人がつながり合う。つながりは多様的な彩りを帯びながら,同時に次のつながりの蕾が育っている。そんな印象を持ちました。言語化はちょっと難しいのですが,非言語的 (直観的) には理解できました。最近話題の「ぬい撮り」とは,コミュニケーションという点で質的に大きな違いがあるのかもしれません。コミュニケーションとは何だろう?と改めて考える大変良い機会になりました。

 

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学生さんたちだけでなく,私も大変新鮮な時間を過ごすことができました。新しいことを理解したり体験したりした時,世界が広がった!と思えるような感覚がこころの中に広がりますよね。海外に行ったときに感じる,あの感覚。それに近い感覚を得ることができました。

 

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岡山ツアーに参加中のみなさまー!ようこそ岡山へ!!

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