後輩たちへ伝えたいこと

第1期生たちが巣立って行きました

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岡崎研究室の第1期生たちが巣立って行きました。卒業おめでとう!

 2014年4月。7名の学生さんたちがここの研究室を選んでくれました。岡山大学へ異動してまだ半年しか経っていない頃です。『どのような研究室なのかまだわからないのに選んでくれてありがとう!
選んでくれたからには楽しい2年間だったと卒業時に思ってもらえるよう頑張ろう!』と心に誓った日のことを思い出しました。

教師版人生ゲーム作り,ぬいぐるみお泊まり会,大阪旅行,東京旅行などなど。何をすれば彼らにとって将来有益なのか,どのような方法で行えば楽しみながら学べるのか,必死にできる限りのことを尽くした2年でした。

もちろんいつも順調というわけではなく,あの時はあの伝え方で良かったのかと悩んだり,負荷をかけ過ぎてないだろうかと気になったり,言い過ぎたのではないかと後々になって後悔したり。

1年目は環境に慣れるだけで精いっぱいです。無理し過ぎないように,元気でがんばって下さいね!

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楽しい時間を共有してくれてありがとうございました!

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きれいに咲いたよ!(2016年4月02日加筆)

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カンボジアスタディーツアー(学生レポート)

私は1年間の目標を立てた時、そして前期にプレゼンを行った時、海外へ行くことを目標に掲げていた。その目標を達成すべく、今年の8月末6日間カンボジアへボランティアへ行ってきた。その時のことを書いていく。

私が海外に行こうと思った理由は主に3つある。まず、まとまった時間がとれるのは社会人になってからでは難しく、学生の今が最適だと思ったから。そして実際に自分の目で海外の日本と異なる暮らしや文化を見てみたいと思ったから。最後に、今まで学んできた英語で交流をしたいと思ったからである。そしてせっかく海外に行くなら旅行として楽しむだけではなく、学びをしたいと思ったのでボランティアを選択した。カンボジアを選んだのは、最近まで内戦が行われていて、発展途上の国であるので日本とは全く違うような暮らしだろうと興味をもったのと、世界的に有名なアンコールワット、ハウルの動く城のモデルとなったベン・メリアを実際に見てみたかったからである。そして、たくさんの人と出会い積極的に交流し、いつもと違う世界を味わいたいという気持ちや、山縣さんが薦めていたということもあり、不安は大きかったが1人での参加を決意した。

私が参加したHISの6日間のスタディーツアーには、33人という多くの人が集まっていて、中学生1年生から40代の方まで様々な人と関わることができた。1人で空港に行き、初めは不安でいっぱいだったが、明るく親しみやすい添乗員さんだったことや、ほぼ同時に来た人が同級生ですぐに仲良くなれたことによりひとまず安心した。それから、他の参加者も様々な年齢の方がいたけれど、本当にみんな気さくで話しやすい人ばかりで、たくさんの人と親しくなることが出来たことがこの旅が充実した大きな理由でもある。

 

ツアーの主な内容は以下の通りである。

・NGOの「かものはしプロジェクト」のファクトリーと働く女性の家庭訪問

・地雷博物館見学

・孤児院で子どもたちと交流、運動会の企画、開催

・アンコールワットやアンコールトム、タ・プローム、ベンメリア宮殿等遺跡観光

 

NGO「かものはしプロジェクト」のファクトリーと働く女性の家庭訪問について、このファクトリーでは現地でとれるいぐさ等天然材料を使い民芸品を作っており、約80名の女性が働いている。ここで働くことができる女性は経済的に貧しく、自分が家庭を支えなければならない、選ばれた人であり、ファクトリー内にはリーダーなど役職もきちんと決まっている。働く女性たちはファクトリーで働くことを誇りにしており、仕事をすること、仕事の仲間に会えることを毎日の楽しみにしている。出来上がった作品も非常に可愛くて実用的なものでみんな喜んでお土産にしていた。

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地雷博物館の見学では、内戦時代に少年兵として地雷を埋めた過去を持っている館長アキ・ラー氏が自身が行ってきた行為を悔やんでその償いとして地雷撤去のボランティアをしていることを知った。彼は自身が今まで撤去してきた地雷や武器をこの博物館に展示することでより多くの人に地雷の問題、怖さを知ってほしいと願っている。地雷撤去の映像を見たが、長時間の緊張感を伴う作業、労力、そして何より自分の命をかけてまで地雷を撤去する姿に世界平和への強い気持ちが伝わってきてとても感動した。カンボジアは現在地雷が多く撤去され安心して通ることが出来る道もたくさんある。しかしまだまだ道の横には一面草が茂っており、地雷が埋まっている危険な場所もある。はやく人々が安心して暮らすことの出来るようになってほしいと心から思った。

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2日間はシェムリアップにあるファームチルドレンビレッジという孤児院でボランティアをさせていただいた。この孤児院では英語やフランス語、カンボジア伝統のアプサラダンスの練習などが行われている。英語は本当に上手で、子どもたちは私達よりもすらすら英語を話すことが出来ていて驚いた。みんな勉強が楽しいと言っており、とても元気に歌ったり踊ったり、何に対しても全力で取り組んでいる姿に元気をもらうとともに心を打たれた。1日目は子供たちが出し物をしてくれたり、踊りや遊びを教えてくれたりして楽しく過ごした。2日目は民族衣装を着せてくれ、アプサラダンスを教えてもらったのち、私達からの企画で運動会をおこなった。

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運動会では、借り物競争、しっぽ取り、むかでレースを行った。普段したことのない遊びに大喜びな子供たち。借り物競争やむかでレースはスムーズにおこなうことが難しかったが、しっぽとりはルールも単純だったため1番楽しんでいた。運動会を通して、子どもたちの勝った時に大喜びする姿、負けた時には地団駄を踏んで怖い顔つきで本気で悔しがる姿、必死に大きな声で仲間を応援する姿、そしてこんなに楽しそうなしっぽとりは見たことないくらい笑顔でしっぽとりを楽しむ姿には本当に感動した。全力で取り組むからこそ人に感動を与えるほどの喜び、悔しさ、そして楽しさが生まれたのだろうと思った。孤児院の子供たちに初めての運動会を経験してもらうことが出来て非常に嬉しかった。孤児院のこどもたちの写真はこちらにはあげることが出来ないので、ぜひ私に声をかけて見てほしいと思う。

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初めての海外の世界遺産観光。アンコールワットは朝日鑑賞にも参加した。雨季にこれだけ綺麗に朝日が見られることは奇跡に近いことだと添乗員さんもおっしゃっていて、とても幸運だった。水面に映った逆アンコールワットは非常に美しかった。

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ハウルの動く城のモデルとなった、ジャングルに眠る巨大遺跡ベン・メリアは本当にジャングルのような巨大な木がたくさんありあらゆるところに大きな根があった。自然たっぷりの空間といった感じで私の持つ「遺跡」のイメージとはかけ離れておりとても神秘的な場所だった。

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カンボジアの料理を食べたり、マーケットに行ったり、カンボジアのサーカスを見に行ったり、現地のタクシーのようなものであるトゥクトゥクに乗ったり、他にもカンボジアならではの体験をたくさんすることが出来た。

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今回のツアーによって、私のカンボジアに対する印象は大きく変わった。日本のようなちゃんとした建物に住めず貧しい生活をする人や物乞いをする子どもたちもいれば、サーカスやコンビニ、非常に賑わうマーケットがあるなど、思っていたよりもずっと発展している場所もあった。また、孤児院はそれ自体が森のようなところであり、そこにいくつか小屋のようなものがあるといった感じで驚いたが、子どもたちは基本森の中で楽しそうに遊んでいて、私達よりもずっと元気があり笑顔であり、社交的でもあった。

また、カンボジアで出会った人達は誰もが自由で気さくで、笑顔がきらきらしていて、とてもあたたかかった。決して豊かな生活とは言えないが、それぞれに楽しみを持ち、希望に満ちていることが非常に印象的だった。ファクトリーの女性や孤児院の子供たち、サーカスをする人々等みんな、貧富の差など関係なく、すべてに全力で取り組み、それぞれが夢を持ち生きている姿に感動した。現地に行き実際にかかわりをもったかたこそこのような感動を味わえたのだと思う。そんな彼らの姿を見習おうと思った。

そして、私はこのツアーを通して、海外へ行くという経験は世界平和にもつながるということを学んだ。実際に現地の人と交流をもてば、その国と戦争をしようなどとは思わないはずである。私自身これだけ気さくであたたかい人がたくさんいる国と戦争をするなんて考えられないことだ。旅行会社は人々にただ楽しんでもらうだけではなく、このような願いももっているということを知った。

最後に、33人と過ごす中で自分自身初対面でも気軽に話しかけ、分からないことは知らない人でも聞くことができるようになったり、毎日早起きし、時間管理をするなど自己管理力が身についたりと良い変化があった。

ツアーの参加者にも恵まれ、最終日にはひとりひとりが感謝の気持ちを手紙にして添乗員さん、ガイドさんに渡したり、また、添乗員さんからは誕生日のツアー参加者にサプライズがあったりと人の温かさにもふれることができた。見た目怖そうでも実は優しくとても良い人で1番仲良くなったりするなど、人も国も、関わってみないと分からないということを実感した。これから先ツアーに参加しても添乗員さん、ガイドさんを始めこんなに良い人ばかりに出会えることはないのではないかと思う。たくさんの素敵な人たちと出会うことが出来、海外の文化やその国の良さも実感することが出来、私の人生の中で本当に充実した時間であった。 ぜひみなさんにも時間に余裕のある今、このような体験をしてみてほしい。

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卒業論文執筆に向けて:中間発表まで(学生レポート)

今回は、主に卒業論文に焦点を当てて、それぞれの時期に何をしていたか、経験してみてよかったことや悪かったこと、僭越ながら後輩のみなさんへのアドバイスなどを書こうと思います。

私が後輩のみなさんにこれだけはしてほしいと思うことは、
『卒業論文の書き方の本や、研究の仕方の本を読む』
ということです。
ぜひ、早い段階で本を読んでください!
効率も質も良くなると思います!

以下、去年の9月から中間発表までの取り組みを紹介します。
○9月
社会的促進の何を調べたいのかについて相談。
自分で考えたことをまとめたレジュメを持参し、先生や他のゼミ生とアイデアを出し合いながら面白い研究を考え、条件を決定。

○10月上旬
具体的にどのような実験をするのか相談。
実験装置を考え、必要なものをリストアップ。生協で申し込みして購入していただいたり、自分たちで買いに行ったり…

○10月下旬
予備実験。実験で用いる課題を決定するために行いました。卒論には書くことはできませんでしたが、重要だったと思います。
先行研究で使われている課題を参考にしてみたり、自分たちで考えたり…
個人差や練習の効果などがあって、思っていたより難しかったです。

○11月
教育実習

○12月〜1月上旬
本格的にデータを取りました。
個人的に色々な人に連絡をして実験に参加していただきました。
参加者の都合もあって、1限から5限まで毎日のように実験室にいました。
公務員試験の勉強もあったので、実験参加者を待っている時間は実験室で勉強していました。

○1月下旬
データの分析。
SPSSの知識がなかったため、かなり苦戦しました。
正しいデータかどうかを判断するのも難しかったです。
情報統括センターと先生の研究室を何度も往復した結果、SPSSでは分析できないことが発覚し、結局インターネットのSTARを使って分析しました。
大学のSPSSは二要因混合計画に対応していないことは覚えていた方がいいと思います…

○2月
卒論の目的の方法を執筆。
本格的に先行研究を読みました。
先輩の卒業論文と先行研究の論文を参考に書きました。
これが大きな間違いだったとわかったのは、9月になってからでした…

○3月〜8月
公務員試験の対策のため、一旦卒論のことはお休み。
しかし、面接では実験のことをエピソードにしてPRできることもありました。早めに取り組んでいてよかったと思いました。

○9月上旬
卒論の執筆再開に向けて、先生に相談。
先生が紹介してくださった本を読んでみると、書き方が全く違うことに気がつきました。
また、正直、読んだはずの先行研究の内容を全く覚えておらず、ミーティングでどういう研究だったか尋ねられても、答えられませんでした。

○9月中旬
副免実習

○9月下旬〜10月下旬
卒論の執筆再開。
9月上旬の反省を踏まえて、心理学論文の書き方の本を読みました。
読みながら重要なところはスマホで写真を撮りました。それをパソコンでまとめて、『卒論の書き方オリジナルマニュアル』を作成しました。
自分がわかればよいというレベルのものだったので、1時間ほどで完成しました。
Wordで作ってPDFで保存すると見やすかったです。
この作業が面倒だと思う方もいると思いますが、この方法のメリットは、パソコンさえあえば卒論が進められるようになるということです。
本の該当ページを開いてそれを見つつ、キーボードを打つという作業は広い机がなければやりにくい作業ではないかと思います。そのようなスペースでしか卒論を執筆しないというのであれば、本を見ながら執筆しても良いと思います。
私の場合、電車の中やソファーで作業することが多かったので、オリジナルマニュアルが重宝しました。
また、軽くまとめることで、内容が頭に入りやすいというメリットもあると思います。
オリジナルマニュアルを作成する際に、まず写真を撮ることも、本を開きながらキーボードを打つというやりにくい姿勢を避けるための1つの方法です。

また、この時期になって、論文を読む際には、『目的、方法、結果、考察』を軽くWordにまとめるように心掛けました。
どんな内容だったかと思って論文を何度も読み直す作業が嫌になったからです。
これは、もっと前からしておけばよかったと思っています。

中間発表のスライドは早めに作成し、現在は、卒論の本文をマニュアルを参考にしながら執筆しているところです。
執筆していると、1冊の本ではカバーできない部分もあるので、何冊か見てみることや、他の論文を参考にすることも必要です。

以上が、中間発表までに私がしてきたことです。少しでも参考になればと思います。

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